【米国株】高配当、増配、配当安定性、3つのバランスが大事

株式投資基礎

どうも、niraです。

このブログはタイトルの通り、月額5万円の不労所得を目指していくためには、やはり株式から得ることの出来る配当金の多寡を考えることは避けて通れません。

高配当の株式への投資。よく目にするキーワードですし、実際に不労所得を実現するためにはある程度数字としてこだわらないといけないことも確かです。

ここでやりがちなのが、「じゃあ配当利回りが高いものをとにかく買いまくって、たくさんお金をもらおう!」と、詳細をよく見ずに利回りが高いものをひたすら買っていくという行為なんですが、これは結構危ないです。

なぜその会社の配当利回りは高いのか、これをしっかり見ていかなければいけません。

会社が配当金を出すまでのプロセスをもう一度見ていきましょう。

サービスを売り上げた金額から、サービスを提供するためにかかった費用を引いて残った金額からさらに税金なんかを払った最後の利益から、投資家に配当を出すんでしたよね?

この投資家への配当金額と現在の株価の兼ね合いが配当利回りという数字に表れます。

式にすると、配当金額÷株価=利回りです。

ここで、配当利回りが大きくなるためにはどうすればいいでしょう?

式を見て分かる通り、配当金額(分子)を大きくするか、株価(分母)を小さくすれば、利回りの数字は大きくなることが分かるかと思います。

勘のいい方はもう分かってるかと思います。配当利回りが高い、とはどういう状態か。

配当金額が大きくて高いケースもあれば、株価が下がってるから高くなっている、というケースも当然存在するのです。

配当金額が以前よりも高くなって利回りが上昇している場合は特に問題はないです。基本的にはそれだけ成長してる、ってことですから。

問題は株価が下がっている場合です。

株価は市場の投資家の将来の期待値で決まります。株価が下がる、というのは往々にして投資家が「この会社、前ほどはもう稼げないかな」と思えば下落しますし、「この会社、もしかしたらヤバいんじゃないか」と思えば思うほど暴落をしていきます。

配当金額の額が以前とそんなに変わってないのに(or減ってるのに)株価が急落したことによって、配当利回りが高くなってるケースは要注意です

事業の営業CF等の数字が問題なければまだいいですが、そもそも本業の事業の数字が下がってる場合、かなりの確率で減配、それが続けば最悪倒産、ということにもなりかねません。

ですから、シンプルに配当利回りが高いか安いかで見るのではなく、その会社の収益性に問題は生じてないか、までしっかりチェックすることが重要なのです。

そういう意味で、連続して増配を続けている会社は配当の安全性の高さ、また収益性という観点からも信頼出来ると考えられるのです。

僕が投資している銘柄も配当の利回りもさることながら、どれくらい増配を続けているか、また事業の収益性はどれくらい高いか(=配当の安全性は高いか)について、なるべく注意しながら選んだつもりのものです。(それでも若干怪しくなってるのもあるんですけど。エク○ンモービルとかw)

そういう意味では、増配についてもしっかり見ていくことも大切ですね。増配し続けている(増配率も伴っていればもっと良し)っていうのは、会社が配当を増やすだけの自信と根拠が伴ってないと出来ませんので。(業績本当はやばいのに、アピールの為に増配を続けてても結局そう長くは持ちませんからね)

っていうわけで、配当安定性(≒業績)、増配力(年数、率)を考えると、やっぱり日本株よりアメリカ株なんですよね。んでもそういえば日本株の話って全然したこと無い気がするんで、そのうちしないといけないですね……。

今回はこのへんで。

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