【雑記】職場の忘年会

雑記

どうも、niraです。

年末といえば忘年会の季節です。

僕のいる組織でも毎日のようにどこかしらで忘年会が開かれている状態で、街にふらっと飲みに行っても曜日おかまいなく何らかの忘年会らしきグループが盛り上がっている、という感じです。

僕自身は酒を飲むのは嫌いじゃない、むしろ好きなくらいですが、職場の忘年会となるとたしかに考えものです。

例えば時間とコースが決まっている場合。2時間という枠内で、この料理とこの料理を食べ、最後にデザートを食べれば、はいおしまい、みたいな会だったらかなりありがたいです。こういう感じの会にあたればいくら重役さん達とご一緒だとしても最高。適当に相槌を打ててたまに道化になれる人ならちょろいもんだと思います。

個人的には「いつまでもいようとする」偉い人に当たったことがないので、3次会まで愛想笑いをしっぱなしなんて目にはあったことないのですが、まぁ確かにそんなことの為にサラリーマンの貴重な青春の時間を使われてしまうのはごめんだっていう気持ちもわかるのです。

最近では職場の忘年会のあり方が変わってきており、本当の意味で自由参加になったり、そもそもやらなくなったりなんかで、忘年会スルーという言葉も生まれているらしい。

業務上の管理者サイドの立場では、忘年会はやった方がいい、言う言説をどこで見たことがあります。

曰く、年に一度の忘年会の号令をかけて、それでも参加を渋っている人を見て、組織に対して心理的に離れてるかどうかの確認になり、個別にフォローを行うなり原因を分析するなりの助けになる、ということだったような記憶が。

管理者の立場だったらなるほどなーって感じだし、被管理者の立場だったらそもそもそういう個人のスタンス、志向まで管理しようとする会社のやり方が気にくわない、みたいな思いも出てくるかもしれません。

管理される側に過ぎない労働者からすると、老若男女入り乱れ、大して仲良くしたくもない人と一緒になる職場忘年会なんか、どうせ本質的な話なんか出来るわけなく、こっちはうわべだけの会話に終始せざるをえないのに、頭の固まった年寄り達には気持ちよくマウントを取られながら時間とお金を浪費するようなイベントは一刻も早く廃止して欲しいという意見は最もです。

逆に管理される側としては、そういう本質的な話が聞けることが期待して、自らより歳若い人らに彼らなりに気をつかいながらもこのイベントを開こうとするのです。

でも被管理者達は、好きで一緒の共同体に所属することを選んだわけではない年上達にそんな踏み込んだ話をする義理はないと思ってるわけで、そんな被管理者達の心の叫びがこの忘年会スルー問題になるのですかね。

管理者層は「酒の席でこそ本気のコミュニケーションが取れる」という不文律の中で育ってきてるので、忘年会でしっかりコミュニケーションを取ろうと意気揚々と臨むのですが、そこで帰ってくる返事はうわべだけの何も中身がない回答ばかりなので、期待を損なわれた管理者層はお酒が入って気が大きくなっていることもあって「そんなことだから!」というマウントを取り出してしまうのはあくまで流れの中で生じる自然な副産物なのです。

というわけで、管理者⇔被管理者のこの認識の溝が埋まらない限り、忘年会に関するあれやこれやは無くならないのです。

とはいえ少なくとも、最近は別に忘年会行かなくてもいいんじゃない的発想が出てきているということは、被管理者にとっては正当に回避する理由付けが出来て良いことなんじゃないでしょうか。逆に忘年会に執心しない管理者の方たちはここが人心を掌握するチャンスになってくるかもしれません。

以上はすべて僕の妄想ですが、まぁ確かに利害の一致する人たちと飲むのがお互いにとっては一番幸せなことなのかもしれませんね。微妙に忙しくて、こういう思考の垂れ流し記事ばかりですみません。。

今回はこのへんで。

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