【米国株】投資銘柄紹介 その5(AT&T)

銘柄紹介

どうも、niraです。

このブログでは、毎月決まったタイミングで以下の11銘柄にほぼほぼ均等に投資を行う、という戦略を取りながら、月額の不労所得の最大化を図っています。

・IBM
・ジョンソン・エンド・ジョンソン
・スリーエム
・ナショナル・グリッド
・ペプシコ
・P&G
・フィリップモリス
・AT&T
・バンガードS&P500ETF
・エクソンモービル
・VISA

以上の11銘柄のうち、VISAを除いた10銘柄について、ポートフォリオの10%前後の組入比率になるように均等に買付を行うことで、特定の銘柄が肥大化しないようにバランスを取っています。

そんな僕の不労所得最大化計画に寄与してくれる可愛い銘柄を少しずつ紹介していこうというのが、今紹介企画です。

株式銘柄の分析、とりわけ財務面の分析なんかは他の優れた投資ブログ運営の方々が既に頑張っていらっしゃる為、僕の方では独断と偏見に基づき、数字はあんまり重視せずに言葉でわかりやすく銘柄を伝えられればいいと思います。乱暴にやります。

というわけで今回はAT&T!

■AT&T

AT&T(エイティ・アンド・ティ)は電話機の発明者の一人であるグラハム・ベルが創業した会社を前身とした、巨大総合メディア企業です。

米国最大の電話会社であり、インターネット・情報通信企業であり、衛星・ケーブルテレビ放送会社であり、テレビ・映画のコンテンツ制作会社でもあります。売上20兆円クラスの超巨大企業です。

日本のNTTグループの売上が10兆円ちょっとといったところですから、これにさらにテレビ局と衛星放送会社、映画会社がくっついたようなものだと思っていただいて結構です。

ちなみに、元々AT&Tという一つの巨大な独占企業だったんですが、35年ほど前に地域ごとに細かく分社化されてしまいます。

そのうちの一つが急成長を遂げる中で、同族の地域会社や関連する企業を次々と買収していき、再び巨大な企業体が出来上がっていく中で、最後に「元々の」AT&T本体を買収して出来上がったのが今のAT&Tとなります。一旦子会社となった会社が成長を遂げ、最後に親会社を飲み込んだという、イメージです。

アメリカ版NTTのようなもので、こことベライゾン(KDDIみたいなものだと思って)という二社で、米国内の通信のかなりの部分を抑えています。

メインの事業は、電話事業や通信事業なのですが、近年は放送やコンテンツ制作の方に大きく力を入れています。
2015年にケーブルテレビ局であるディレクTV(NFLの配信で有名です)、2018年に総合メディア制作会社であるタイムワーナー(ニュースのCNNや映画のワーナー・ブラザースで有名)といった企業をそれぞれ5兆円と8兆円といった巨額の資金を投じ、立て続けに買収をするなど積極的な拡大政策を取っています。

なぜこのようにアグレッシブに手を広げているかというと、現在アメリカのスマホ、タブレットの通信市場は競争激化が続く一方であり、加入者自体も頭打ちになってきたことに加え、サービスの単価も下がってきており、通信会社の収益力の低下が心配されているのです。

こうした中、AT&Tは通信以外に活路を見出していき、ベライゾンは通信事業に注力した結果、現在の通信キャリアのシェアでは首位ベライゾンの後塵を拝してAT&Tは2位というポジションになっています。

加えてケーブルテレビ事業にしても、現在隆盛を誇っているNetflixやアマゾンプライム等のインターネットを介した映像配信サービスに押され気味になっている中、それならばコンテンツ制作そのものを抑えようと動いた結果が上述のタイム・ワーナー買収という結果なのです。

ところがこういった積極的な展開政策に、市場はかなり懐疑的になっています。通信・ケーブルテレビ事業が微妙になっていく中、コンテンツ制作分野に乗り出したはいいものの買収の金額が高すぎて果たして回収出来るのか、という不安です。

こうして市場が懐疑的になったことから、少し前まで株価は低空飛行を続けていましたが、直近ではだいぶ持ち直してきており、過去10年くらいで見た高値付近に株価が盛り返しています。

各種指標を見ていきます。

営業CFは右肩上がりで良しです。将来の事業懸念はやはりあるものの、通信事業の基盤そのものはしっかりしているので、急にユーザーを失いビジネスとして成り立たなくなるというリスクは低いと思われます。

営業CFマージンも25~30%クラスと高水準です。今稼げるうちにしっかりと稼ぎながら、今後の方策をしっかりと考えていくという意向なのでしょう。

配当利回りは基本的に高いです、この会社。業績が良くても安定して5%以上は出しています。

逆に自社株買いはあまりやりません。これは方針もあるのでしょうが、近年大規模なM&Aを立て続けに行っている関係で単純にそっちにお金を使っていきたいという意向もあると思います。ディレクTV・タイム・ワーナーと買収した際にかなり借金もしているので、それを返すためにも自社株買いは今後もあまり見込めないんじゃないかな、と思っています。

上でも言ったように営業CF等の現金自体は生み出す能力が高い会社なので、配当は今後もしっかりと出していくでしょう。現在35年連続増配中ですので、そういった部分での信頼感はあります。

稼げるうちに稼いで借金を返しながら、未来に向けて適切な投資を行ってもらうべく、僕ら投資家は信じていくしかないですね。

ともかく、情報通信系の企業への投資としては、このAT&Tもしくはベライゾンは是非とも抑えておきたい銘柄だと言えるでしょう。

今回はこのへんで。

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